ピット階の動力設備の配線図、職人さんが作った惚れ惚れするほどの力作の施工図でした。
この動力図面は共有の施工図フォルダではなく職人さんの個人フォルダに温めらえれていて、でもオペの手が入っていない分、現場のため施工のための素晴らしい図面になっていました。
ケーブルラックとスリーブに断面図が載っていてケーブル長も記載。オペには描けない図面だなと一人感動してしまいました。
ただCADデータとしては直すところがあったのでシートやレイヤーを整理して印刷レイアウトを整えて客先提出用の図面になりました。
配線図がそろったところで竣工図化に入ります
電気工事は壁や天井が出来上がってから一気に施工になるので、オペがいない現場では施工変更をCADデータに反映している時間はありません。オペがいても変更指示を出す余裕がなかったりします。変更箇所を職人さんが図面に描きこみ、竣工後にそれを見ながら竣工図を作成するパターンが多かったです。
最終の施工図を竣工図にして現場と合っているかを施工管理者にチェックしてもらいます。系統図を配線図に合わせ修正し、納入仕様書を見ながら姿図を修正します。オペとしての知識で作るので完璧なものにはなりませんが、たたき台があるだけで全然違うと言っていただけます。竣工図に合わせて配線図や総合図を修正して終了となります。
竣工図の納期まで時間がないので大変ですが、楽しい作業です。